十二国記 月の影 影の海 小野不由美
エピソード1 月の影 影の海を読みました。
あらすじ
女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人さまよう陽子は、出会う者に裏切られ、獣には襲われる。なぜここへ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着がほとばしる。
十二国 地図
今回は「巧国」と「雁国」が話の中心です。
主人公の陽子は途中で何度も裏切られるので、読んでいて胸が痛みます。
下巻で出会った楽俊は最後まで裏切らなかったので良かったです。
彼も幸せになってほしい。
雁国の延王も人が良さそうで安心しました。
読んでいて気になるのが、十二国の大きさです。
巧国は東西に端から端まで歩いて3か月、
隣の国に行くのは山を越えるので更に1か月かかるそうです。
ってことは、十二国を一周しようとすると48か月(4年)掛かるのかな。
かなり壮大な国の物語ですね。
十二国記って自分が死ぬまでに完結するかなぁ。
それが心配...